晴れた日はいいもんだ
ブログを一本化します。
- 2008-10-13 (Mon)
- このブログについて
Festina lenteでは占星術や霊性の話題を中心に書き、このブログはそれ以外の話題を書くというように、 2つのブログにエントリを分けて書いてきましたが、エントリを2つのブログに分けて書きたいという欲求がなくなってしまったので、 以後は、Festina lenteにブログを一本化し、このブログの更新は中止します。このブログのこれまでのエントリはFestina lenteに移しました。
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希望と抑うつ症状の軽減
- 2008-08-17 (Sun)
- 科学
You’ve got to have hope: studies show ‘hope therapy’ fights depression
オハイオ州立大学のJennifer Cheavensらが、American Psychological Associationの大会で発表した研内容究です。
発表のポイントは次の2つです。
- 「希望」は抑うつ症状を軽減させる効果がある。
- 人は、「希望療法(Hope therapy)」を受けることによって、より希望をもつことを学ぶことができる。
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オンとオフの切り替え
3分で人を見抜くで、
佐原光氏へのインタビューが掲載されているんですが、そのインタビューのなかで、
佐原氏がプライベートでホッケーをしているということに絡めて、オンとオフの切り替えについて答えていらっしゃるところがあって、
そういう考え方があるのかと感銘を受けたので、書いておきたいと思います。
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あなたがあたえる
- 2008-08-04 (Mon)
- 本
あなたがあたえる 大富豪ピンダーの夢をかなえる5つの秘密
を読みました。
「The Go-Giver: A Little Story About a Powerful Business Idea」の日本語訳です。アメリカでは、ベストセラーになったようです。
ストーリーはと言うと、野心満々の若者ジョーは、高みを目指して、信託会社でガツガツ働いている。彼の信条は、攻めて(Go)、奪う(Get)こと。しかし、彼は、懸命に働けば働くほど、目標から遠ざかっているようにも感じている。ある日、ジョーが重要な契約をとることに失敗し、うちひしがれているとき、「伝説のコンサルタント」ピンダーにアドバイスをもらうように勧められる。ピンダーは、快くジョーを受け入れ、「自ら進んであたえようとする者(Go-giver」として成功を収めた5人の友人をジョーに紹介する。 ジョーは、彼ららからとてつもなく成功するための5つの法則を学びながら、「あたえる」ことの重要性を体得し、成功を収めていく、というストーリーです。
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東京ビッグサイトでエスカレーター急停止
- 2008-08-03 (Sun)
- 時事
8月3日午前10時ごろ、東京ビッグサイトで、エスカレーターが急停止し、50人ほどの方が転倒し、約10人の方がけがをされたようです。
混雑しているエスカレータが急停止すると、こういうことになってしまうんですね。とても怖いです。けがをされた方が一日も早く回復されることをお祈りいたします。
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幸せ番付
- 2008-04-28 (Mon)
- 社会
英国の新聞 the Independent on Sunday が、Happy List というものを発表し ています。
このHappy List が発表された日というのは、実は、Sunday Timesが、英国 で最もお金持ち1,000人のリスト(Annual Rich List of the 1,000 wealthiest people in Britain)を発表する日と同日でした。というか、それと合わせて、 発表したわけです。
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何を食べたかを思い出すことのダイエット効果
- 2008-04-28 (Mon)
- 科学
岡田斗司夫が広めたレコーディングダイエットは、毎回の食事で食べた物とカロリーをそのつど記録し、自分の総摂取カロリー量を確認するというものですが、英国バーミンガム大学のスザンヌ・ヒッグスらが、何を食べたかを詳しく思い出すことが、ダイエットの効果をもたらす可能性があるという研究報告を行いました。
- 東京新聞:何を食べたか思い出す ダイエット効果? 英の大学調査 食欲抑制に関連:国際(TOKYO Web)
- Memories of your last meal can help you stay thin
- Thinking yourself thinner: How remembering meals can cut appetite | the Daily Mail
- Think yourself thin
上にリンクした記事の中では、最後の英国NHSの記事が最も詳しい内容が記載さ れています。論文は次のものになります。
- Suzanne Higgs, Amy C. Williamsona and Angela S. Attwood: Recall of recent lunch and its effect on subsequent snack intake, Physiology & Behavior (in press).
簡単に言ってしまえば、直近の昼食の内容を思い出すと、スナック菓子などの 間食に対する食欲が減るという実験結果が得られたというものです。
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プロフェッショナルの原点
P.F.ドラッカーの
プロフェッショナルの原点
を読みました。
ドラッカーの遺作「The Effective Executive in Action: A Journal for Getting the Right Things Done」の翻訳になります。
訳者である上田惇生氏のあとがきにあるように、この日本語版では、ドラッカー 以外の著作からの引用はすべて削除し、ドラッカーの著作からの引用を追加し たそうです。ドラッカーの洞察のエッセンスが凝縮されており、はじめてドラッ カーを読む方にはお薦めだと思います。
原著のタイトルには、「成果をあげるエグゼクティブ(Effective Executive)」 というフレーズが入っていますが、この本は、なにも、組織の長や、組織の中 で高い地位にある人だけに向けられたものではありません。
次の引用にあるように、自らの知識や専門分野によって意思決定を行うナレッ ジ・ワーカー(知識労働者)は、トップであろうと新人であろうと、すべてエ グゼクティブであると位置づけられています。
今日の組織では、自らの知識あるいは地位のゆえに組織の活動や業績に実質的な貢献をなすべき知識労働者は、すべてエグゼクティブである (p.2)
本書は、こうしたナレッジ・ワーカーが、組織の中で、他人とコラボレーショ ンをしながら、成果をあげていくためには、どういった習慣を身につけなれば ならないかということに焦点があてています。
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脳における潜在意識下の決定
- 2008-04-15 (Tue)
- 科学
普通、私たちは、何かを行おうとする決定が頭に浮かんだとき、その決定は意 識下で行ったものと考えるでしょう。しかし、実際には、何かを行おうとする 決定が意識にのぼる7秒前には、潜在意識下でその決定はなされているのです、 という研究成果が発表されています。
解説記事は以下にあります。
- Unconscious decisions in the brain
- Brain scanner predicts your future moves - being-human - 13 April 2008 - New Scientist
元論文は以下のものです。
- Chun Siong Soon, Marcel Brass, Hans-Jochen Heinze, and John-Dylan Haynes: Unconscious determinants of free decisions in the human brain. Nature Neuroscience, Published online: 13 April 2008 (DOI: 10.1038/nn.2112). [Link]
これは、ベルリンにあるBernstein CenterのJohn-Dylan Haynesが率いるグループの研究成果です。
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映画「靖国 YASUKUNI」
- 2008-04-14 (Mon)
- 社会
映画「靖国 YASUKUNI」(李纓監督)は、映画が伝えようとするメッセージや、 映画を見る者が受け取るメッセージがどんなものであれ、上映されるべきでしょ う。文化庁所管の日本芸術文化振興会が行った公的助成の適切性に関して議論 されるのは当然ですが、それと上映するしないは別問題です。表現の自由が保 証されたこの国においては、どんな政治的なメッセージをもつ作品であろうと、 製作・上映することは自由です。
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ヒトiPS細胞に関わる特許の行方
- 2008-04-12 (Sat)
- 科学
独系製薬会社のバイエル薬品の研究グループが昨年春、京大の山中伸弥教授ら の研究グループよりも早く、ヒトiPS細胞を作製した可能性があることが報じら れています。
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マラソン大会参加者がミツバチに刺される
- 2008-04-06 (Sun)
- 社会
佐賀の市民マラソン大会で、ランナーがミツバチに刺され、32人が手当てを受けたそうです。
東京新聞:32人ミツバチに刺される 佐賀の市民マラソン大会
6日午前10時50分ごろ、佐賀市大和町の路上で、市民マラソン大会の「さが桜マラソン」に参加していたランナーが次々とミツバチに刺された。佐賀広域消防局によると、男女32人が病院で手当てを受けたが、いずれも軽傷。
大会事務局によると、刺されたのはハーフマラソンの出場者で、先頭集団の後方に位置していたグループが11キロ地点に差しかかったところで、ミツバチの群れに襲われた。
現場は嘉瀬川の土手沿い。周辺には養蜂場があるほか、イチゴ農家がビニールハウス内に受粉用としてハチを放つことがあるが、関連は分からないという。
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北京オリンピックと、ひきこもる面々
- 2008-03-30 (Sun)
- 社会
日本のメディアでも紹介されていますが、チベットでの抗議運動に対する弾圧 が続く中国でオリンピックを開催することに関して、USA TODAYのChristine Brennanさんが、国際オリンピック委員会(IOC)を厳しく批判する記事を書いて います。
- USA TODAY チベット騒乱で“糾弾”「IOCはなぜ沈黙する」 - MSN産経ニュース
- IOC squanders shot to help change China for better - USATODAY.com
先のエントリ「中国の真実の顔」で、 民主運動家の魏京生(Wei Jingsheng)さんの言葉を紹介しましたが、北京でオ リンピックを開催することの目的は、中国での人権問題に光をあて、それを緩 和することを目論んでのことであったはずです。
USATODAYのChristine Brennanさんも、以下のように、そのことを指摘していて、 中国をより開かれた社会にするということが、北京にオリンピックを与えた主 たる理由の一つであったことにもかかわらず、実際には、IOCは中国政府に対 する有効な働きかけを行ってきていないことを指摘しています。
Making China a more open society was one of the major reasons for giving the Olympics to Beijing ― that, and selling billions of Cokes and Big Macs.
中国をより開かれた社会にすることが、北京にオリンピックを与えた主たる理由の一つだった。- それと、莫大な数のコーラとビックマックを売ることも。
But, sadly, as far as anyone can tell (turn on the evening news to judge for yourself), the IOC has done nothing to force change in China. In a miscalculation that grows more egregious by the day, the IOC appears to have let China be China, and now millions of people, including, potentially, the world’s athletes, are paying a very steep price.
しかし、悲しいことに、誰しも分かる通り(ご自身で判断するために夕方のニュースをご覧ください)、IOCは中国に変化をもたらすためにできることを何もしてこなかった。日増しにひどくなっていく計算違いの中で、IOCは中国を中国のままにしておこうとしているように見える。そして、今、世界のアスリートを含む何百万の人々が非常に不当な代償を払おうとしている。
In fact, in a grand slap at IOC logic, and in the ultimate ironic twist, giving the Olympics to China has only made life worse for those who dare speak out against the Communist government. It’s been impossible not to notice that crackdowns against those heroic souls actually are increasing as the Games draw nearer.
IOCの論理にとっては手厳しい非難であり、この上なく皮肉であることに、実際のところ、中国にオリンピックを与えたことは、共産党政府に対し勇気をもって反対の声をあげた人々の生活を悪化させただけだ。英雄的な人々に対する弾圧が、現実にオリンピックが近づくにつれて増えていくことに気づかないでいることは難しくなっている。
IOCが、政治的に中立であるという論理で、中国政府に対してより強く働きかけ ることを拒むのであれば、結果として、多くの人々が代償を払うことになりま す。このままの状況が続けば、オリンピックが近づくにつれて、中国の人権問 題に対して敢然と反対の声をあげる勇気ある人々と、中国政府とのあいだの緊 張は高まる一方です。
また、オリンピックが政治的なイベントではないというのは、現実無視の議論 です。実際問題として、中国政府は、平和的に台頭する中国というイメージを アピールするために北京オリンピックを利用しようとするでしょう。だからこ そ、ドイツ、ポーランド、チェコ、エストニア、スロバキアのなど、ヨーロッ パの幾つかの国の首脳が、オリンピックの開会式に出席しないことを表明して いるわけです。
オリンピックの大会自体をボイコットすることは、これまで懸命な努力を重ね てきたアスリートたちの努力を考えると、現時点では適切な方法ではないと思 います。しかし、このまま現在の緊張が続くことは、大会自体をボイコットす るリスクを高めているだけとも言えます。また、不安定化した情勢では何が起 きるか分からないという意味で、想像したくないことですが、オリンピック開 催中の安全に関する不安も頭をもたげてきます。
Christine Brennanさんが、以下のごとく言っているように、IOCが、2004年オ リンピックでは、会場整備の準備の遅れについて厳しく対処しようとしたにも かかわらず、より重要な人権も問題で口を開くことを躊躇っているのは、矛盾 です。
IOCは、スポーツによって世界を一つにするという崇高な目的をもつ組織のはず であるにもかかわらず、政治的に中立であるという建前を隠れ蓑に、その目的 に基づいた行動をとらないのは、IOCは存在の意義を失っていると思います。
What’s so confusing is that the IOC had no trouble at all coming down hard on Athens before the 2004 Olympics for its tardiness in finishing venues that were, in fact, done on time. Yet now it refuses to speak out on the far more important issues of human rights in China, Darfur and Tibet.
混乱させられるのは、IOCが、2004年オリンピックの前、会場整備の準備の遅れについては - 実際に間に合ったわけだが -、 躊躇することなくアテネに厳しくあたったことだ。しかるに、今、中国、ダフール、チベットにおける人権の問題という、ずっと重要な問題に関しては口を開くことを拒んでいるのだ。
It’s as if the IOC is a collection of civil engineers rather than a high-minded organization trying to bring the world together through sport.
IOCは、スポーツを通して世界を一つにしようという高い志をもった組織というよりは、土木技師の集団の集まりのようだ。
日本政府の対応はどうなんだろうと言うと、福田首相は、チベットで起きてい ることに対して、3月29日のインタビューで、次のように述べています。
「チベット騒乱と五輪結びつけるべきではない」 首相インタビュー詳報・下(3月29日) (1/2ページ) - MSN産経ニュース
チベット問題が発生し、国際社会で波紋を広げていますが、この問題については事態を重視して、日本としても、われわれとしても懸念をいたしている。早期にかつ平和裏にこの問題が沈静化されていくことを強く期待しています。中国側には透明性の確保を促すとともに、双方が受け入れられる形で、関係者間の対話が行われることを歓迎すると、こういう立場を中国には既にもう伝えています。関係者間で冷静に早期に解決してほしいと考えています。状況改善のためのメッセージをそういうふうな形で伝えています。まあ一方ね、声高に批判したり、そして今から五輪と関連させるようなことをうんぬんするということが今の段階で適当であるかどうかはよく考えなければいけないと思っています。
この前段には、今年は、日中平和友好条約締結30周年、中国共産党の胡錦濤 国家主席の訪日、北海道洞爺湖サミット、北京五輪というような日中が交流す る重要な行事が続くので、日中関係を発展させるよい機会だと捉えているとい う福田首相の発言があるので、この発言は、日中間の友好的な交流を最優先し て、人権の問題には目をつぶりますと解釈せざるをえません。
無論、それが国益にかなうものであるならば、一国の首相の判断としてありえ ることでしょう。しかし、本当にそうでしょうか。「関係者間の対話が行われ ることを歓迎する」という他人事かのような、この言語感覚は、日本という国 の価値を損なっているとしか思えません。
「声高に批判したり、そして今から五輪と関連させるようなことをうんぬんす るということが今の段階で適当であるかどうかはよく考えなければいけないと 思っています」というのは、チベットでの人権問題に対して厳しく批判してい る人々は、福田首相にとっては、「声高に批判している人」という言葉で捉え られており、当事者以外は、声をあげることが適切かどうか考えてみないとい けないですよ、と言っているわけです。
「今の段階で適当であるかどうかはよく考えなければいけない」という、逃げ の可能な言い回しを使っているつもりかもしれませんが、現在の状況が続けば、 事態は改善しないどころか、Christine Brennanさんの記事にあるように、北京 オリンピックが近づくにつれて、事態が悪化する可能性も危惧されている中、 「よく考えなければいけない」という判断回避の態度は、中立的な態度ではな く、人権抑圧側に立っていると言わざるをえません。
IOCにしても、福田首相の発言にしても、自分たちが本来掲げるべき目的を放棄 して、自分たちの領分を勝手に決め、その中にひきこもっている態度に見えま す。「声高に批判する」人を横目に、事態を静観しているのは、決して冷静な 態度でも、賢明な知恵の溢れた態度でもありません。安全な領域にひきこもっ て声をあげないことが、得策であると思い込み、実際にはそのことが自分や多 くの他者を危険にさらしていることに気づかない愚かな態度であると思えます。
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北京オリンピックと企業が追い求めるもの
- 2008-03-30 (Sun)
- 社会
北京オリンピックに広告を出しているスポンサー企業は、チベットにおける反 政府抗議活動の弾圧を受けて、対応に苦慮しているようだ。
次のように、International Herald Tribuneの3月20日付の記事では、「北京オ リンピックでの広告に既に何百万ドルの支払いを約束している企業は、チベッ トでの状況が企業イメージを傷つけると思えたとしても、広告をとりやめるこ とは難しいだろう」としている。
Advertising boycott of Olympics unlikely - International Herald Tribune Published: March 20, 2008
Companies already committed to spending millions to advertise at the Beijing Olympic Games would find it hard to pull their ads if they felt the situation in Tibet was hurting their images.
同じ記事の中で、幾つかのスポンサー企業の声明が紹介されていて、たとえば、 コカコーラ社は、「皆さんとともに、チベットの現状上に深い懸念を表明しま す。スポンサーが、個々の国家の政治的な状況にコメントすることは適切では ないかもしれませんが、オリンピックが善を促進する力であると信じています」 と述べている。
“The Coca-Cola Co. joins others in expressing deep concern for the situation on the ground in Tibet,” the company said in a statement.
“While it would be inappropriate for sponsors to comment on the political situation of individual nations,” Coca-Cola said, “we firmly believe that the Olympics are a force for good.”
サムスンは、「オリンピックは政治的なデモンストレーションに焦点があてら れるべきではありません。私たちは、オリンピックに参加するすべての人々に、 そのことの重要性を認識していただきたいと思います」と述べている。
Samsung Electronics said the Games should not be a focus for political demonstrations “and we hope that all people attending the Games recognize the importance of this.”
コカコーラもサムスンも、たとえ建前であろうとも、チベットで起きているこ とに関して、企業のなにがしかの姿勢を言わんとしていることは伝わってくる。
この記事を読んで驚いたのは、松下電器が、「いかなる政府に関する政治的な 問題にもコメントいたしません」と述べたことだ。松下電器は、パブリックイ メージというものをどう考えているのだろう。こういうのは毅然とした態度と は言わない。この企業は、チベットで起きている問題には無関心なのだなとい うことが伝わってくる。
Matsushita Electric, maker of the Panasonic brand, stressed its 20-year history with the Games and said it would not comment “on political issues concerning any government.”
マクドナルドは、「政治的な問題は、政府や、国連のようた国際機関によって 解決される必要があります。私たちの役割は、常に、世界中のアスリートと、 彼らのチームをサポートすることにあります」と述べている。
McDonald’s, also a longstanding sponsor, said political issues needed to be resolved by governments and international institutions like the United Nations.
“Our role is always to help support athletes and their teams the world over,” said a McDonald’s spokesman, Walt Riker.
コカコーラ、サムスン、マクドナルドも、広告を取りやめるわけではないし、 彼らは、現時点では、広告を打つことよる企業イメージの悪化よりも、広告契 約を続けることによって得られる利益の方が大きいと考えているのだろうが、 少なくとも、チベットで起きていることに対する関心は示そうとしている。そ れを偽善と呼ぶ人はいるだろうが、松下電器のように、何もコメントしないと いう態度は、利潤以外には関心がありませんというメッセージさえ伝わるので はないだろうか。
こういう中で、気骨ある態度を表明している中小企業の社長さんもいらっしゃ る。砲丸作りで非常に高い評価を受けている「辻谷工業」社長の辻谷政久さん は、2004 年サッカー・アジア杯での中国サポーターのマナーの悪さや反日デモ がきっかけとなって、「こんな国に大事なものを送るわけには行かない」とし て、北京オリンピックへの砲丸提供を断ったのだそうだ。
J-CASTニュース:埼玉の世界一砲丸作り職人「北京五輪提供しない」
埼玉の世界一砲丸作り職人「北京五輪提供しない」| エキサイトニュース
中国チベット自治区の騒乱の影響で、一部で北京五輪へのボイコットが叫ばれているが、日本の砲丸作り職人が北京五輪への砲丸の提供を断っていたことが分かった。3大会連続で男子砲丸投げのメダルを「独占」、世界一ともいわれる職人だ。きっかけは、2004年に中国で行われたサッカー・アジア杯での中国サポーターのマナーの悪さや反日デモ。「こんな国に大事なものを送るわけには行かない」というのだ。
同大会への砲丸の提供をやめたのは、埼玉県富士見市にある「辻谷工業」。世界一とも言われるこの砲丸は、社長の辻谷政久さんが手作りしている。「重心」が安定しているため、飛距離にして1~2メートルも違うといわれるほど選手からの評価は高い。
企業が利潤を追い求めるのは当然のこと。しかし、利潤を追求するということ は、利潤以外の価値観は二の次でよいということは意味しない。企業は、世の 中をより良い場所にするということを最高の目標として掲げるべきだ。これは 書生論ではない。世の中は、そういう企業の姿勢を求める方向に進んでいるの です。
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中国の真実の顔
- 2008-03-21 (Fri)
- 社会
魏京生(Wei Jingsheng)さんが、Washington Postに、中国の真実の顔(China’s True Face)という記事を寄稿している。
Wei Jingsheng - China’s True Face - washingtonpost.com
魏京生さんは米国を拠点に活動している民主運動家だ。この記事において、 魏京生さんは、国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長が、チベットでの抗議行動を中国政府が弾圧していることに対し反対の立場を表明しないことに関して、オリンピックの精神に反することとして、批判している。
チベットへ海外のメディアが入ることが禁じられているため、今チベット で起きていることが何なのか、その真実を知ることは、私にはできないが、 少なくとも、これまで中国共産党がチベットに対して行ってきたことは、 苛烈な弾圧であり、人権の蹂躙以外のなにものでもないと理解している。 今、チベットで起きていることも、これまでの中国政府によるチベットの 抑圧の歴史、ダライ・ラマ法王が言葉を借りれば、中国政府がチベット人 を2級市民として扱い、いわばチベット人を文化的に虐殺しようとしてき た歴史にその原因がある。
魏京生さんは記事の中で次のように述べている。
北京オリンピックは、現代の中国の歴史におけるターニングポイントで あり、彼らの権力の構造がガラス張りとなって露わに示されるときであ る。中国政府は、世界に対して示す平和的台頭(Peaceful Rise)の笑顔 と、国内における残忍な抑圧の容赦のない顔をもはや両立させることは できない。
北京オリンピックは、中国政府に真実の顔を見せるように仕向けること になるだろう。IOCをはじめ、国際的な圧力があってこそ、それが、我々 皆が見たがっている顔となる。
魏京生さんの言うように、北京オリンピックは、中国政府が国内で行って いる人権弾圧を見直すきっかけとなることが望ましい。そもそも、北京で オリンピックを開催することの目的は、中国での人権問題に光をあて、そ れを緩和することを目論んでのことであったはずだ。
国際オリンピック委員会が、政治的に中立であることを建前にして、中国 政府に対して圧力をかけることを躊躇うのであれば、筋違いである。政治 とは人々に幸福をもたらすために存在するものであり、国際オリンピック 委員会が特定の国家に属するものではないものであれば、なおさら、国際 オリンピック委員会は中国政府に対して圧力をかけるべきである。
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