- 2008-03-12 (Wed) 3:16
- 社会
米ニューヨーク州のエリオット・スピッツァー知事(民主党)が、高級売春組織の顧客となっていた疑惑が報じられたことを受け、 夫人と共に会見を開き、家族と住民への謝罪を表明した。捜査当局による盗聴で判明したということのようだ。辞任の求める声が高まっているが、会見では辞任の表明はなかった。
スピッツァー知事は、ヒラリー・クリントンの有力な支持者の一人で、大統領選の民主党の特別代議員(super delegates)の一人でもある。
以下のWashington Postの記事でも触れられているが、ヒラリー・クリントンにとって打撃となるのは、有力な支持者の一人がこういう事態になったということだけでなく、今回の事件は、多くの人に夫ビル・クリントンのモニカ・ルインスキーとの一件を想起させてしまうということにある。
今回の謝罪会見で、スピッツァー知事の横で痛々しい表情で並ぶ夫人の姿は、どうしても、あの一件を思い出せてしまうのである。みんな忘れていたというのに。
実際、ある記者はヒラリーに今回のスピッツァー知事の事件についてコメントを求めたが、ヒラリーはコメントをしなかった。二度と質問されたくないであろう。上のWashington Postの記事にあるように、ビルは、コメントを求められたら、何と答えるのだろう。
もちろん、今回の事件は、ヒラリーとは何の関係もない。しかし、大統領選においては、候補者のイメージが大切な役割を果たす。ヒラリーにとっては不運なアクシデントが起きてしまったと思う。
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