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内なる平和への歩み - 要約 -

  • 2007-10-21 (Sun) 6:37
  • 霊性

「ピース・ピルグリムについて」に書きましたように、 ピース・ピリグリム(平和の巡礼者、Peace Pilgrim)の考えが簡潔にまとめ られた冊子「内なる平和への歩み(Steps Toward Inner Peace)」 について、本文以外の部分(「要約」、「考察」、「往復書簡より」、「平和の巡礼者の進展」)の日本語訳を順次掲載しています。

本文の日本語訳は、
Steps Toward Inner Peace(日本語)
をご参照ください。

以下は、「要約(Summary)」の日本語訳です。

内なる平和への歩み (Steps Toward Inner Peace)

要約 (Summary)

4つの準備

1.人生に対して正しく向き合いなさい

逃避することをやめ、上辺を繕うだけの生き方をやめなさい。そういった態度 は、あなたの人生に不調和をもたらします。生きることに正面から向き合い、 表面の空疎な物事を突き抜けて、真理と真実を見つけなさい。人生があなたの 前に与えた問題を解決しましょう。そうすることで、問題の解決が内的な成長 に役立つということに気づくでしょう。集合的な問題を解くことに手を貸すこ ともあなたの内面の成長に役立ちます。そういった集合的な問題を決して避け るべきではありません。

2.善き信念を生きなさい

人間の行いを支配する法則は、重力の法則のように厳格に働きます。その法則 に従うことは、私たちを調和へと導き、従わないことは不調和へと導きます。 これらの法則の多くは、既に誰もが知っている共通の考えとなっているので、 始めるためには、あなたが善いと信じるすべてのことを実践にうつせばよいだ けです。信念と実践が調和しない限り、人生は調和のとれたものとはなりませ ん。

3.「生のパターン」の中に自分の場所を見つけなさい

あなたは物事全体の成り立ちの中で自分の役割を担っています。その役割が何 なのかは、あなた自身の中からのみ学ぶことができます。あなたは、受容的な 沈黙の内に、その役割を探すことができます。その役割に沿って生きること を始めるためには、あなたが行いたいと思うすべての善きことを実践し、人の 生活を占有しがちな上辺だけの物事のどれよりも、それらの善きことを優先す ればよいのです。

4.内的な豊かさと外的な豊かさを調和させるように生活を簡素化しなさい

不必要な所有物は不必要な重荷です。多くの生活は、不必要な所有物だけでな く、意味のない行動によっても混乱させられます。混乱した生活は、調和のな い生活であり、簡素化が必要です。人間の生活において、欲望と必要なものは 一致させることができます。これが達成されると、内的な豊かさと外的な豊か さの間が調和することを感じとれるようになるでしょう。そういった調和は、 個人の生活だけでなく、集団の生活においても必要とされます。

4つの浄化

1.身体という神殿の浄化

悪い習慣から遠ざかっていますか?食生活において、生命にとって重要な食品 物 ― 果物、全粒穀物、野菜、木の実― を多く摂っていますか?早寝をし、十 分な睡眠をとっていますか?新鮮な空気、運動、自然との触れ合いを多く取り 入れていますか?これらの問いすべてに対して、答えが「はい」ならば、あな たは身体という神殿の浄化に尽力しているといえます。

2.思考の浄化

正しいことを行い、正しいことを言うだけでは十分ではありません。正しいこ とを考えることも必要です。肯定的な思考は、善きことのために強い影響力を 発揮しえます。否定的な思考はあなたの身体を病気にすることができます。あ なたと他の人々の間に、わだかまりがないことを確かめなさい。なぜなら、思 いやりのない想いをいだくことを止めて、はじめて内なる調和を獲得すること ができるからです。

3.欲望の浄化

あなたは、人間の行いを支配する法則や、物事全体の成り立ちの中でのあなた の役割と調和することを目指して、ここにいるのですから、あなたの欲望はそ の方向に焦点をあてるべきです。

4.動機の浄化

言うまでもなく、あなたの動機は、欲や利己主義、あるいは、優越感を得よう とする願望であってはなりません。自分自身のために内なる平和を得るという 利己的な動機をもつことさえすべきではありません。あなたの生に調和がもた らされる前に、同胞に奉仕することがあなたの動機とならねばなりません。

4つの放棄

1.身勝手さの放棄

あなたは、2つの自己 ― たいていは利己的な目的のためにあなたを支配する より低い自己と、名誉ある目的のためにあなたを使おうといつでも用意ができ ているより高い自己 ―をもっている、あるいは、もっているかのようです。あ なたは、より低い自己を従属させなければなりません。そのためには、やりた いと思っても良くないことを行うことからは身を遠ざけましょう。ただし、そ ういったことを抑えつけてしまうのではなく、より高い自己があなたの人生を 支配するような形に転換させましょう。

2.疎外感の放棄

世界中の私たちは皆、人類という体の細胞の一つ一つです。あなたは、同胞で ある人類から切り離されてはいません。また、自分だけで調和を見出すことは できません。すべてと一体であることを自覚し、すべてにとっての善きことの ために働いて、はじめて調和を見出すことができるのです。

3.執着の放棄

あなたは、すべての執着を放棄して、はじめて本当の意味での自由となりえま す。物質的な物は、使用されるために存在しているのであって、用済みとなっ たのに捨てることができないものはすべて、あなたを所有するようになります。 他人を所有しようとする考えをもたなくなって、はじめて同胞たちと調和をもっ て生きることができます。それゆえ、他の人たちの生き方を操ろうとしてはな りません。

4.否定的な感情の放棄

否定的な感情を放棄することに取り組みなさい。あなたが、今この時を生きて いるなら、実際のところ、それがあなたが生きなければならない唯一の瞬間で すが、心配しがちな傾向は小さいでしょう。ひどいことを行う人間は心理的に 病んでいるということを理解すれば、怒りの感情は憐れみの感情へと変化する でしょう。あなたの内面が傷つくのは、すべて、自らの間違った行為、自らの 間違った反応、自らの間違った無行動から引き起こされていることを理解すれ ば、自分で自分を傷つけることをしなくなるでしょう。

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