- 2007-10-21 (Sun) 22:09
- 霊性
「ピース・ピルグリムについて」に書きましたように、 ピース・ピリグリム(平和の巡礼者、Peace Pilgrim)の考えが簡潔にまとめ られた冊子「内なる平和への歩み(Steps Toward Inner Peace)」 について、本文以外の部分(「要約」、「考察」、「往復書簡より」、「平和の巡礼者の進展」)の日本語訳を順次掲載しています。
本文の日本語訳は、
Steps Toward Inner Peace(日本語)
をご参照ください。
以下は、「考察(Thoughts)」の日本語訳です。
内なる平和への歩み (Steps Toward Inner Peace)
考察(Thoughts)
私たちは、善きことを行おうとすることに人生のすべてを費やすことができ ます。人に会うときはいつでも、元気づけることを言うことを考えなさい ― 親切な言葉、役立つ提案、称賛の表現。ある状況に入るときはいつでも、何か 良いことをもたらすことを考えなさい ― 思いやリのある贈り物、思慮深い態 度、手助け。
あなたが抱いている思考や、行っていることが、あなたにとって正しいかど うかを判断する基準があります。その基準とは、それらが内的な平和をあなた にもたらしたかどうかです。そうでないならば、どこか間違ったところがあり ます ― だから挑戦しつづけなさい。
あなたが十分に人を愛するならば、彼らは愛情のこもった反応を返してくれ るでしょう。私が人の感情を害するなら、私は自分を責めます。私の行いが正 しかったなら、彼らは、私と意見が一致することはなかったにしても、感情を 害されることはなかっただろうと思うからです。「声は、話すことができる前 に、傷つける力を失ったにちがいない。」
精神的に沈んだ人に対して、私は言います。「あなたの周りを美しい音楽と 愛らしい花で満たすように心がけなさい。感化を与えてくれるような考えを読 み、記憶するようにしなさい。あなたが感謝しなければならないすべての物事 のリストを作るようにしなさい。行いたいといつも思っていた善きことがある のなら、それを実行することを始めなさい。自分のために意味のあるスケジュー ル立て、それに従いなさい。」
他人があなたのことを哀れに思うことがあっても、決して自分で自分のこと を哀れと思ってはいけません - それは霊的な豊かさに致命的な結果をもたら します。いかに困難な問題であろうとも、すべての問題を霊的な成長の機会と 捉え、その機会を最大限に利用しなさい。
あなたが読むすべてのものと、あなたが会うすべての人から善きものを選び 取りなさい - 善きものとは、あたな自身の「内なる教師」が、あなたのため であると言うもののことです。そして、他のものは置いておきなさい。導きや 真実を求めるなら、人や書物に頼るよりも、あなたの内なる教師を通して「源」 に心を傾ける方が、ずっと役に立ちます。書物や人は単にあなたを刺激するこ とができるだけです。あなたの中にある何かを目覚めさせることがなければ、 価値あることは何も達成されません。
物質的なものや、場所や、人に執着している限り、誰も本当の意味での自由 にはなれません。私たちは、物を必要とするときにそれを使い、その物が用済 みとなったとき惜しみなく捨てることができなけばなりません。滞在する場所 を味わい、楽しみ、しかるに、他の場所に呼ばれたら、苦悩することなく去る ことができなければなりません。人々を所有するといった考えや、彼らの人生 を操作するといった考えをもつことなく、彼らとの愛情に満ちた関係の中で生 きることができなければなりません。あなたが懸命に縛りつけようとするもの はすべて、あなたを縛りつけるでしょう。あなたが自由を望むなら、自由を与 えなければなりません。
霊的な生活は現実の生活です - その他のものは錯覚であり幻想です。神の みに執着する者だけが真に自由です。最も高い光に沿って生きる者のみが調和 の中に自らの生を見出します。最も高い動機に動かされて行う者のみが、善き ことのための力となります。他人が著しく影響を受けることは重要なことでは ありません。結果は、決して求められるべきものでも、目的とされるべきもの ではないのです。あなたが行うすべての正しい行い ― あなたが行うすべての 善きこと ― あなたがいだくすべての肯定的な思考 ― それらのことは良い結 果をもたらすのだということを理解してください。
すべての人は平和の働き手です。あなたが不和な状況に調和をもたらすとき は、いつでもあなたは平和の全体の構図に貢献していることになります。あな たが自分の生の中に平和を宿す限り、あなたはその平和を周囲の環境や世界に 対して反映させているのです。
外側からもたらされたものは、知識と対応させることができます。それは何 がしかの信念に導きますが、行動に駆り立てるほど強さをもつことはほとんど ありません。外側から与えられ、その後、心の内で確信されたものや、心の内 から直接知覚されたもの(これが私のやり方です)は、知恵と対応させること ができます。それは理解に導き、行いがしっかりと伴います。
霊的に成長していく過程においては、私たちは、物質的な事柄にはもはや執着 しなくなり、人々に執着することなく彼らすべてを愛することができるように なるまで、何度も新天地でやり直し、人生の多くの章を閉じることをたびたび 迫られます。
ある状況から愛情を込めたやり方で去ることができないなら、その状況を霊 的な傷なしに去ることはできません。
あなたが誰かに教えたいならば、彼らが若かろうと、老いていようと、彼ら の理解のレベルから始めなければなりません。彼らがあなたの理解のレベルを 既に超えていることが分かったら、彼らに教えてもらいなさい。霊的な向上へ の歩みは、そのような変化に富んだ順序で進んでいきます。私たちのほとんど は、互いに学びあうことができます。
肉体的な暴力は、私たちが愛する方法を学ぶ前にさえ終わらせることができ ます。しかし、心理的な暴力は、私たちが愛する方法を学ぶまで続くでしょう。 法によって得られるのは外的な平和のみです。内なる平和へは愛を通して辿り つきます。
受け取るために自分を開くことができるように、与えることに専念しなさい。 もっと多くの光に対して自分を開くことができるように、あなたがもつ光にし たがって生きることに専念しなさい。
肉体の問題は、ときとして、肉体は一時的な仮の衣にすぎないということを示 すことになります ― 実在しているのは、肉体に息吹を与えている破壊できな い本質であるということを。
あなたが内なる平和を見出した後、霊的な成長が調和の内に起きます。なぜ なら、あなたは ― 今や高い次元の自己に支配されています ― 神の意志を進 んで遂行するようになり、追い立てられる必要はなくなるからです。
神の意志を遂行する者を脅かすものは何もありません。そして、神の意志と は愛と信仰です。憎しみと怖れをいだく者は、神の意志との調和から遠ざかっ ており、おそらく困難に出会うことになるでしょう。
あなたの人生におけるすべての困難は一つの目的をもっています。それらの 困難は、あなたを神の意志との調和へと向かわせるでしょう。
正しいことを行うための方法は常にあります。
私たちの苦しみは未熟さから来ています。私たちが成熟した人間であるなら 戦争は問題とはならないでしょう ― 戦争は不可能となるからです。
もちろん私は「愛の法則」を信頼しています。宇宙は「愛の法則」にしたがっ て動いているので、どうして他の何かを信頼することができるでしょう。
「光」に関して言えば、私は、「光」がつくる影ではなく、「光の源」に直 接向かいます。私はまた、もてる最も高い「光」に沿って生きることによって、 より多くの「光」が私の元に届くようにすることもできます。「源」から来る 「光」を見誤ることはありえません。なぜなら、それは完全なる理解を伴って いるので、それについて説明したり、語り合うことができるからです。
他の人々について判断することは、あなたにとって何にもならず、あなたを 霊的に傷つけます。他の人々が自分で自分のことを判断する気になるように感 化することができて、はじめて価値あることが達成されたといえるでしょう。
正しい努力を無益なものと考えてはなりません。すべての正しい努力は、私 たちがその結果を目にすることができるかどうかは別にして、善き結果を産み ます。平和のために考え、生き、行動し、そして、他の人々が同じように行動 する気になるように感化することに専念し、結果は神の手に委ねなさい。
あなたは、あなた以外の何者かを変えることはできません。あなたが模範となっ たとき、他の人々が自分を変える気になるように感化することができます。
対立の状況においては、あなたは、自分にとって有利となる解決策ではなく、 関係するすべての人々にとって公平となる解決策を考えなければなりません。 関係するすべての人々にとって公平な解決策のみが、長い目でみれば、うまく いく解決策となりえます。
あなたの働きが善き結果をもたらすことを意図するなら、あなたの動機は善 きものであらねばなりません。
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