オンとオフの切り替え

3分で人を見抜くで、 佐原光氏へのインタビューが掲載されているんですが、そのインタビューのなかで、 佐原氏がプライベートでホッケーをしているということに絡めて、オンとオフの切り替えについて答えていらっしゃるところがあって、 そういう考え方があるのかと感銘を受けたので、書いておきたいと思います。

佐原氏は、オンオフの切り替えが誰よりも上手なのではないかという質問を受けて、「それは私的にはちょっと違うと思う。 仕事が忙しくて自分の時間がもてないということを言う人がいるけれども、私にはそういう感覚がない。仕事をしているのも自分だし、ホッケーをしているのも自分だし、どちらも自分の時間である。だから、オンとオフの切り替えといわれるとちょっと違和感がある。」と答えていらっしゃいます。

仕事で多忙を極めていると、時間がなくてプライベートなことが何もできないとか、逆に、プライベートなことが立て込むと、時間がなくて仕事が進まないとか、そういった捉え方をしがちですが、佐原氏のように、どちらも自分の時間であるという見方にたつことができれば、随分と心のありようが変わると思いました。

そもそも、仕事というのは、事に仕えるということであって、職業上で「事」に仕えるのも、家族や地域といった職業以外の領域で「事」に仕えるのも同じく仕事です。また、プライベートという言葉を、事に仕えるのではなく、遊んでいる時間であると限定的に捉えるにしても、それに没頭しているのは、やはり自分であって、自分という存在を感じ、表現し、楽しんでいることには、仕事もプライベートも変わりがない、そういう心のありようで生きていくことができれば、平穏な日々を送ることができるんじゃないかと、思いました。

実際には、いつもいらいらしていて、そういった高い心のありようには程遠い日々を送っているわけですが、オンとかオフとか、仕事とプライベートとか、そういうことの区別にこだわらず、ただただ行っていることを行っているという、そういう心のありようにたどりつきたいものです。

3分で人を見抜く
野中 聖治
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2 Responses to “オンとオフの切り替え”

  1. on 08 Aug 2008 at 1:22 am SADAMU

    うわあ、目から鱗です。 天職というものに就くことが出来た人は、こんな感覚なのかもしれませんが、 そのような感覚を持つことが出来る人だからこそ、天職というものに就けるのかもしれないなあと、

    漠然と、根拠もなく、思ったり。

  2. on 08 Aug 2008 at 10:03 pm Kensuke Hoshitani

    SADAMUさん、

    そうなんです。私も、こういう捉え方もあるんだと、感銘しました。 佐原光さんという方はよく存じ上げないのですが、自然体な方だとお見受けしました。なかなか出てこない発想だと思います。

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