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2009-02

卵とシステム-村上春樹氏エルサレム賞授賞式講演-

仕事没入の日々が続いていて、仕事以外に時間がとりづらいですが、久しぶりにブログを巡回していたら、村上春樹氏のエルサレム賞授賞式講演全文を見つけて、読みました。

新聞の報道などで、村上春樹氏が、

「高くて、固い壁があり、それにぶつかって壊れる卵があるとしたら、私は常に卵側に立つ」

というスピーチをしたということだけは知っていて、こんな暗喩は誰も思いつかない、すごいなあという程度の感想しかもっていなかったですが、村上春樹氏は、この言葉の後に、

「そうなんです。その壁がいくら正しく、卵が正しくないとしても、私は卵サイドに立ちます。」

と言っているのですね。卵が正しくなくても、卵の側に立つというところが、とても大切なのだと思います。卵の方が正しいということに固執する一部メディアや政治家とは全く異なる思想です。

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