ヘルベルト・フォン・カラヤンの出生ホロスープ

ヘルベルト・フォン・カラヤンの出生ホロスープ

最近、健康のため、1~2時間のウォーキングをしています。最初は、速いスピー ドで歩くと、すぐに足が痛くなっていましたが、膝を曲げないで、足をまっす ぐに振り出すようなフォームを身につけてからは、速いスピードでも、歩き続 けることができるようになりました。歩くのが楽しいので、2時間以上ウォーキ ングを続けることもあります。

ウォーキングの間は、もっぱら、クラシック音楽を聴いています。良い天気の 下、さわやかな空気の中で美しい音楽を聴くのは、とても心地よいです。

指揮者にも興味をもっていて、伝記的な情報をウェブで探しては、読んでいま す。個性的な人物が多いので、占星術愛好家としては出生ホロスコープにも興 味がわきますが、残念ながら、指揮者で出生時間まで分かっている人物は少な いです。

ある程度信頼できる出生時間が分かっている指揮者としては、ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)がいます。Astro Databank によると、カラヤンの出生ホロスコープは以下の通りです。出生データの正確さはAAランクです。

ヘルベルト・フォン・カラヤンの出生ホロスコープ

どうでしょう。カラヤンの人物像と合っているでしょうか。

アセンダントは蠍で、ルーラーの火星が、牡牛7ハウスにあります。蠍も牡牛も 固定サインであり、一度決めたら、やりぬく強い意志の持ち主であり、自分が 目指すことが達成されるまで、決して妥協しない態度の人物であったのではな いでしょうか。

牡牛の火星はデトリメントであり、しかも、火星は7ハウスというパートナーシッ プを表すハウスにあります。カラヤンは、決して妥協することなく、自分が目 指すことを追い求めていきますが、相手もまた、てこでもうごかない頑固者で す。そういった経験を、プライベート・仕事双方のパートナーシップにおいて することのなったのではないかと思います。

7ハウス牡牛は、金星が支配するサインであり、芸術に関わる相手との間で、双 方が一歩も引かない確執が起きるとも読めます。このことは、ザビーネ・マイ ヤー事件など、カラヤンとベルリン・フィルとの間の確執を思い起こさせます。

名誉・名声を現すMCは乙女で、そのルーラー水星が4ハウス魚にあります。水 星という物事を識別する機能をもつ天体が、物事の境界を曖昧にする魚にある ということになります。水星は、全く相性の合わない場所にいるわけで、そう いう意味で、水星は魚でデトリメントであり、フォールとなります。そのこと だけを考えると、水星は良い状態ではないということになりますが、実際には そうではありません。

この魚水星は、7 ハウスの双子金星と、エグザルテーションとドミサイルのルー ラーを互いに交換しています。この魚水星と双子金星との間のルーラー交換は、 カラヤンが、明晰な言葉を話すことは不得意かもしれないが、音楽という美の 世界においては、美を体現するパートーナシップを通して、名声を得る可能性 があることを示しているのではないでしょうか。5ハウスの牡羊太陽も、彼が、 エンターテイメントの世界において名声を獲得することを示唆しています。ま た、水星が魚にあって、金星と強い関係をもつことは、彼が口下手で、根っか らの音楽人間であったことと関係するのかもしれません。

MCのルーラーが4ハウスにあることは、カラヤンのキャリアが、家や幼少期の 環境において育まれたものであることも示しています。アセンダントのルーラー が対向する7ハウスにあり、且つ、MCのルーラーが対向する4ハウスにあると いうのは、あまり起きることではなく、カラヤンは、パーソナリティ(アセン ダント)とキャリア(MC)を、環境との対決を通して鍛え、環境を活かして 上手に育むことができた幸運な人物であったのだと思います。

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