ジェフリー・コーネリアス氏/マギー・ハイド氏の講演の感想
Posted by Kensuke Hoshitani on 08 May 2010 at 5:21 pm | Tagged as: 占星術
随分前になってしまいますが、4月17日に開かれたジェフリー・コーネリアス氏/マギー・ハイド氏の講演「運命とは交渉も可能~ディヴィネーション、カターキーとしての占星術~」に参加しました。
たいへん盛況で、両氏による深いお話もあり、大成功だったと思います。
当然ながら英語での講演でしたが、鏡リュウジさんが中心となって、随時日本語に翻訳していただけましたので、講演の内容もよく理解できました。
正味3時間以上の、長時間にわたる英語の講演を日本語に翻訳し続けるというのは、並大抵の集中力でできることではなく、鏡さんは凄い人です。
懐かしい方々ともお会いすることができ、ほんとに参加してよかったです。
ジェフリー・コーネリアス氏は、妊娠に関わるホラリーチャートを題材にして、単にYes/Noを答えるだけではない、ホラリーのかなり深い部分について、講演されていました。
コーネリアス氏の本意を正しく理解できていないかもしれませんが、あのホラリーチャートの解読プロセスの中で起きていたことは、チャートに書かれていることを受け身に読みとるということではなく、ホラリー占星術を通して、クライアントとアストロロジャーが協同で、 質問の背後にある状況や、クライアント並びに関係者の真の意図を把握し、結果として、自分の手で運命を選びとったということなのだ、と理解しました。
あのホラリーチャートは、もともと、幾通りかの解釈が可能なものであり、クライアントとアストロロジャーは、その中から積極的に一つの解釈、すなわち、未来を選び取ったように思えるのです。
もちろん、チャートには幾通りかの解釈が可能であるといっても、ホラリー占星術の一定の約束事があるいじょう、まったく無作為にどんな解釈でも可能になるわけではありません。しかし、ホラリーチャートが、常にただ一つの未来しか示していないとも思えないのです。
ある制約の中でありうべき幾通りかの未来のうち、一つの未来のありようを選び具体化するのは、クライアントであり、アストロロジャーの役割はそのことを手助けすることにあるのだろう、と思います。
このことは、コーネリアス氏の本意とは合っていないかもしれませんが、私はそう理解しました。