2009年春分図(東京)

2009年春分図(東京)

2009年3月23日のメモ

  • アセンダントは蠍。アセンダントルーラーの火星は魚にあり、5ハウスに影響を与えている。(ホールサインハウスでも5ハウス)国民の関心を表す月は、5ハウス内の魚水星とのセクスタイルに近づいている。水星は、議会を表す11ハウス乙女のルーラーである。5ハウスは、11ハウス(議会)に対向するハウスとして、選挙という意味がある。5ハウス内の水星は11ハウス内の土星とオポジションである。以上のことは、国全体の関心、国民の関心が選挙に向かっていると解釈できる。(今年衆院選挙があることは確定なので、当たり前のことではありますが)
  • アセンダントルーラー火星は、7ハウスルーラ金星と、ミックスド・レセプションである。火星は、金星がエグザルトするサインにあり、金星は、火星が支配するサインにある。国の状態が、他国との関係に密接に絡んでいることを示している。金星は牡羊にあって、デトリメントであることから、他国は、性急な対策をとらなければならない状況にさいなまれて、良い状態ではない。
  • 経済状態2ハウスのルーラーは木星。木星は、経済のナチュラルルーラーでもある。木星は4ハウスというホロスコープの低い場所にあり、ディグニティも高くない(エジプシャンタームならタームのディグニティをもつ)。現実から考えて、当然のことではあるは、経済状態が浮上するといった兆候はみられない。木星は、7ハウスルーラー金星とセクスタイルのアスペクトをもち、あいかわらず、他国との関係に経済状態が影響を受けるだろう。
  • 今年に予定されている衆院選挙において、与党と野党のいずれが有利かを、このホロスコープのみから導くことは難しい。
    • 月(国民の関心)のアスペクトを考えると、野党がやや不利。国民の関心が野党から離れていくようにも受け取れる(与党有利というわけではないが)
      • 月は、野党4ハウスのルーラー土星とのトラインから離れていっている。月が向うのは、5ハウス内にある水星とのセクスタイルである。上に書いたように水星が衆院選挙と関係するのであれば、その水星と土星がオポジションであることは、野党にとっては不利に働く可能性がある。
    • 与党10ハウスにはテールがあり、野党4ハウスにヘッドがある。この点からは野党有利。
    • 10ハウスと4ハウスのルーラーの状態に関しては、与党がやや有利。
      • 与党10ハウス獅子のルーラーは太陽である。太陽は、牡羊にあり、エグザルテーションのディグニティをもつ。春分図で太陽がエグザルテーションのディグニティをもつことは当たり前のことであるが、ここでは、それが10ハウスルーラーであることが重要である。しかし、太陽のハウス位置は微妙で、6ハウスに影響を与え始めているとみると、太陽はそれほど強いわけではないことになる。
      • 野党4ハウスは水瓶で、そのルーラー土星は、11ハウス乙女にあり、逆行している。土星にエセンシャルなディグニティはない。ペリグリンである。
    • 野党4ハウスには木星がある。木星は5ハウス(選挙)のルーラーであり、2ハウス(経済)のルーラーである。木星自体の状態はそれほど良いというわけではないが、資金的な観点からは野党が有利か?

2009年5月16日のメモ

  • 5月9日の満月図(2009年5月9日満月図_東京)に関して、5/11, 5/16に書いたが、春分図の6ハウス金星は新型インフルエンザの感染者国内発生と関係する表示なのかもしれない。
    • 春分図で、金星は、6ハウス(病気)にあり、12ハウス(見えない敵)と7ハウス(7ハウスは1ハウスに対する敵である)のルーラーである。その春分図の金星と、5/9の満月のルーラー火星が合である。

2009年11月12日のメモ

  • 8月30日投票の衆議院選挙では、選挙時点で野党であった民主党が308議席を獲得し、社民党、国民新党とともに与党となった。上に書いた3月23日時点の考えでは、春分図では、来る衆院選挙において与党と野党のいずれが有利かを春分図のみから導くことは難しいとしていた。選挙の結果を受けて、春分図を見直し、春分図から野党有利のサインをどう読みとるべきかを、後付けで考察する。
  • MorinのAstrologia Gallica Book 25の方法 にしたがって、春分図のルーラーを検討する。結論から言うと、この春分図のルーラーは火星であると考える。
    • [Morin] Jean Baptiste Morin, Astrologia Gallica Book 25 - Universal Constitutions of the Caelum, Translated from the Latin by James Herschel Holden, M.A., American Federations of Astrology (AFA), Inc (2008).
    • まず、春分図の主点(Principal point)は太陽である。
    • 主点である太陽のルーラーは火星である(ドミサイル・ルーラー)。火星はASCのルーラーでもある。火星は、魚でトリプリシティのディグニティをもち、5ハウス(サクシーデント)にあって、強いと言える・
    • 太陽に続くアングルは、DESであり、そのルーラーは、金星である。金星は、牡羊にあってデトリメントであり、6ハウスのケーデントにあって、弱い状態にある。
    • 火星と金星は、ドミサイルとエグザルテーションのルーラーを交換している。これは、火星がチャートのルーラーであることを後押しする。
  • 火星が、チャートのルーラーであるので、争い、闘争、力の行使といったことがテーマとなりやすいと言える。
  • ASCのルーラーが火星であり、火星は5ハウスにあるから、国民の怒り、力の行使の行き場は、選挙(5ハウス)へと向う。選挙における国民の怒りの表出や力の行使は、えてして与党に向かいやすいものであり、そうしたことが一年のテーマとなっていることは、与党自民党には不利に働く可能性が高い。
    • 火星が表す力の行使は、必ずしも合理的とは言い難いこともある。私には、今回の選挙での極端な結果が、国民の憂さ晴らし的な色合いを帯びているように見える。
  • 3/23の記述の通り、11ハウス(議会、特に衆議院)のルーラー水星が、5ハウス(選挙)にあり、月が水星とのセクスタイルで近づいている。このことは、ASCルーラーの火星が5ハウスにあることとともに、国民の選挙に対する 関心の強さを現している。追記(11/24):選挙すること自体に大きな関心が集まった一年であった。
  • 3/23の記述の通り、与党10ハウスにはテールがあり、野党4ハウスにヘッドがある。この点からは野党有利。
  • 3/23の記述の通り、5ハウスルーラー木星が4ハウスにあるのは、野党有利を示しているのだろう。
  • 3/23の記述では、10ハウスと4ハウスのルーラーの状態に関しては、与党やや有利としたが、これは逆で、野党有利とすべきなのかもしれない。
    • まず、与党10ハウスのルーラーである太陽は、ケーデントに落ちつつある位置(落日の位置)にあると見た方がよいのかもしれない。それに対し、野党4ハウスのルーラー土星は11ハウスにあり、強い。
    • エセンシャルなディグニティは、太陽は牡羊でエグザルトしており、乙女でペリグリンの土星よりも、質は良いが、選挙での強さは、質の良し悪しではなく、力の大小が問題である。その意味で、11ハウスにあり、チャートのより高い位置にある土星(野党)の方が有利と見るべきなのだろう。
  • 月(国民の関心)のアスペクトについては、3/23の記述では、野党がやや不利としたが、以下に示すように、このことに関しては再検討が必要なのだろう。
    • まず、3/23の記述では、月が、野党4ハウスのルーラー土星とのトラインから離れ、5ハウス水星とのセクスタイルへと近づいており、土星と水星がオポジションであることは、野党に不利であることを示すと書いた。
    • しかし、野党の不利を表しているとは言えない別の読み方も可能である。すなわち、11ハウスの土星は議会(11ハウス)での障害、遅滞を現している。これは、野党4ハウスが引き起こした衆議院と参議院のネジレ現象によるものである。しかし、国民の関心はもはやそこには留まっておらず、その先の選挙での決着(5ハウス水星)へと向かっているという解釈する。そう考えると、月が野党(4ハウス)のルーラー土星とのトラインから離れつつあることは野党の不利を現しているとは言えなくなる。
astrology/horoscope-note/2009年春分図_東京.txt · 最終更新: 2009/11/24 23:05 by Kensuke Hoshitani
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